軽部進一 第一回監督作品「赦免花」

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映画「赦免花」あらすじ

江戸時代末期。

 

武士、早坂憲吾は、幕府にそむいて流刑となり、極寒の佐渡島へと流される。

そして、憲吾には、「火付けの罪」という身に覚えのない罪で、同じ流人船に乗り合わせた女たちと共に生活を送っていた𠮷原の女郎・お雪と出会う。

憲吾とお雪の二人は間もなく愛し合うようになり、お雪は憲吾の子供を身ごもる。

しかし、いずれ赦免されるであろう憲吾を想うと、独りで子供をこの島で育てる自信のないお雪は堕胎しようとし、厳しい自然の中で、自分を傷めつけるのだった…。

春が訪れ、野草に紅い花が咲き乱れる時分、ある日、赦免状が憲吾のもとに届く。

島の流人たちが信じる「春に紅い花が咲く頃、お赦免船が来る」という伝説の通り、

赦免船の来る日が近づいていた。苦悩する憲吾とお雪が愛する者を守るためにお互いが選んだ道とは____

人とは、かくも悲しく 強く 美しいものなのか・・・

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映画「赦免花」スタッフ

監督 軽部 進一(かるべ・しんいち)

 

映画撮影機材の株式会社NKL(旧NK特機)、nktエンターテインメント代表取締役。日本映画批評家大賞、映画技術特別功労賞、日本映画テレビ技術協会栄誉賞を受賞し、「桜田門外の変」のラストシーンでの本物の雪を降らす特殊技術等、数々の映画でクレーン撮影技術や移動カメラの上手さ等の撮影技術は映画業界で高い評価を得ている。映画業界では高い評価を得ている。数多くの映画、CM製作、Vシネマにプロデューサー、及び特機監督として関わってきた。日本映画の現場を勉強し、20年前に
単身アメリカに渡り、制作スタッフとして参加、本場ハリウッドの制作現場を肌で経験する。 海外から多くの特機を取り寄せ、 日本に特機技術を送り込んだ第一人者である。 ハリウッドで学んだ特機技術をもとに、自ら井筒監督の最新作、『黄金を抱いて飛べ』では自ら井筒監督に特機指導を行う等、有名監督と数々の日本映画の現場を共にしてきた。最新監督作品に、「歌舞伎町はいすくーる」(主演:塩谷瞬)がある。

 

音楽総指揮 河村 隆一(かわむら・りゅういち)

 

ミュージシャン・歌手・俳優・音楽プロデューサー・小説家・レーサーと多方面で活動している。1990年代を代表するビジュアル系ロックバンド、LUNA SEAのヴォーカリストとして世に知られる。1997年のバンド活動休止に伴い本名でのソロ活動を開始。1997年に発売された4枚のシングルは全てヒットを記録(特に2枚目のシングルである「Glass」は自身初となるミリオンセラーを達成した)し、2枚目のアルバムである『Love』は男性ソロアーティストのアルバム売り上げ歴代1位、300万枚以上のセールスを記録した(発売から10年以上が経つ現在もこの記録は破られていない)。2000年より工藤静香、上原多香子、猿岩石、酒井法子、氷川きよし、ケリー・チャン等、他アーティストへの楽曲提供も積極的に行う。また、音響システムを全く使用せず『No Mic,No
Speakers』コンサートを敢行する等アーティストとして、多岐に渡って活動している。

 

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映画「赦免花」キャスト

市瀬 秀和(いちのせ・ひでかず)

 

1975年3月16日生まれ、山梨県出身。NHK大河ドラマ『風林火山』、『ウルトラマンコスモス』や『水戸黄門』にレギュラー出演し、演技派俳優として活躍中。 映画『TAJOMARU』、『今日からヒットマン』、『花のあと』、 『一命』 や、舞台『風林火山』『バグズグバリュー』『マグダラなマリア』などに出演。 また、声優としても人気があり、『家庭教師ヒットマン REBORN!』の獄寺隼人役で全国的に人気を博す。 映画俳優、そしてアニメの声優と幅広く活躍しており、特に殺陣のできる若手有望俳優として、時代劇や舞台での活動で注目を集めている。

 

竹中 直人(たけなか・なおと)

 

1956年3月20日生まれ、神奈川県出身。1991年、つげ義春の漫画『無能の人』を映画化する際、奥山和由に才能を見いだされて主演を務めると共に、監督にも抜擢され同作にて映画監督デビューを果たす。1996年に放映された均視聴率30%を超えるNHK大河ドラマ『秀吉』で主演の豊臣秀吉役を務め、注目を浴びる。映画『Shall weダンス?』や『ウォーターボーイズ』、『のだめカンタービレ 最終楽章』など、あくが強いくせのある役も演じられる個性派俳優として活躍中。

 

川野 太郎(かわの・たろう)

 

1960年4月11日生まれ、山口県出身。早稲田大学教育学部卒業。NHK朝の連続テレビ小説『澪つくし』でデビュー。その後も、多数のTVドラマや舞台に出演している一方、『料理バンザイ!』でレポーターとしても出演し、テレビでなじみの顔となった。代表作として、TVドラマ『すずらん』、映画『二十四の瞳』、舞台『新・乾いて候』、『澪つくし』、『細雪』など多数。

 

竹内 力(たけうち・りき)

 

1964年1月4日生まれ、大分県出身。1986年、映画『キャバレー』『彼のオートバイ、彼女の島』で2作同時映画デビュー。その後、二枚目トレンディ俳優として活躍していたが、次第にオリジナルビデオへと活動の場を移す。そして、哀川翔と共に「Vシネマの帝王」と呼ばれるようになり、大ヒット主演作「ミナミの帝王」で不動野人気を誇る。 Vシネのみならず、映画『大日本人』、『ICHI』、『ごくせんTHEムービー』、『テルマエ・ロマエ』などの話題作にも出演。また、俳優としての活動のほか、歌手やタレント、最近ではCMやバラエティ番組にも多数出演している。

 

片岡 愛之助(かたおか・あいのすけ)

 

1972年3月4日 生まれ、大阪府出身。歌舞伎役者。上方歌舞伎を中心に活動し、今や数少ない大阪出身大阪在住の歌舞伎役者である。かつては女形を務めることも多かったが、現在は立役を専門に活動をしている。2008年12月10日、上方舞楳茂都流の四世家元を継承、三代目楳茂都扇性を襲名した。これまでは時代劇専門だったが『ハガネの女Season2』(テレビ朝日系)で初めて現代劇に出演。また片岡秀太郎が提唱する「平成若衆歌舞伎」の中心メンバーをして、歌舞伎の伝統と現代演劇の新味を融合させた舞台活動にも取り組んでいる。

 

西条 美咲(さいじょう・みさき)

 

1986年3月29日生まれ、京都府出身。谷崎潤一郎原作の映画「白日夢」で主演としてスクリーンデビュー。2009年初舞台「新宿ミッドナイトベイビー」でも主演として浅野温子、山崎邦正らと互角に渡り合う等注目を集める若手女優。他にも舞台「女優」「新宿ミッドナイトベイビー2010」「夏の夜の夢~から騒ぎの森~」「ベロニカは死ぬことにした」等で主演を務めている。グラビアでも活躍し、多くの雑誌の表紙を飾っている。

 

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